この夏チベットへ〜ホジョレ希望小学校、閉校のご報告   

7月末から8月上旬、アムドへ行ってきました!

昨年送られてきた寄宿舎と厨房の設計図と見積書を持って、
見積もりの交渉と建設のスタート日などを話し合うため、再び、懐かしいホジョレへ。

幹線道路からはずれ、草原の中の小さなデコボコ道を奥へ奥へ進まなければたどり着けない「ホジョレ希望小学校」。
標高は空気の薄い、4200m。
3年前は電気が通っていなかったのに、デコボコ道の脇には電信柱。
「すごい、こんなところまで電気がきたんだね、よかったね〜」と喜び合いながら、学校へ。

出迎えてくれたのは、代理校長とその家族と近くの遊牧民のお父さんたち。

夏休みのため、子どもたちを特別に集めます、という約束だったのだけれど、
子どもたちの姿はなく、、、、、話を聞けば、、、、、、
2日前、教育長から「ホジョレ希望小学校の生徒は、この秋から本校へ移動するように」との報告を受けたそう。

校長はがっくり。私たちはショック状態。 しばし、口もきけない状態に。。。

今、アムドでは小学校のマンモス化が始まっていて、あちこちの小学校が合併してるそう。
いずれ、本校も幹線道路脇にある他校と合併する予定とのこと。

私たちが以前訪問した完全設備の立派な小学校さえも町の学校と合併し、閉鎖されたそう。
その学校は別の県にあり、遊牧民や農民のチベット人たちが自分たちで土地を買い、
お金を集めて建てたそれはそれは立派な学校で、
門もあれば塀もあり、校庭もあれば、宿舎も厨房も、広〜い食堂も完備されていた。

施設が充実しているとか、していないとかの問題ではなく、
幹線道路脇や町の学校へ遊牧民の子供たちを集めていこうとする意向が読み取れるこの動き。。。。

遊牧民の親から子供はますます遠くに離れ、
子どもたちは遥かに遠い町の学校で寄宿舎生活を送ることになるというわけです。

しかも、今後、アムドの小学校も、チベット語以外の授業は漢語で行われることになるそうでです。
(ラサは去年からスタート。)

遊牧民の強制移住が進められている昨今。
この一連の動きのいく末は?

この世のものとは思えぬほど美しいチベットの空と花咲く大地に、
そしてそこに生きる人々とその文化のために、さらなる祈りを深く捧げます。

なお、Shriは、この秋より、高等教育の支援を開始しました!
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by shri_amdo | 2010-10-04 15:05

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